ボロ戸建て投資においてはリフォーム業者の選定はとても重要な要素となります。
私はその選定を間違い多大なる被害を受けました。ボロ戸建て投資が大嫌いになるレベルです。
そんなことにならないように、原因と対策をまとめます。
トラブル事例
リフォーム業者とのトラブルです。
この業者との出会いはお世話になっているベテラン不動産投資家からの紹介です。
不動産投資家からの紹介ということもあって安心しておりました。
ただし、コロナ開始直後の2020年3月あたりから様子がおかしくなります。
リフォーム会社が工期を遅延しまくるようになりました。リフォーム材が値上がりするウッドショックが原因である程度仕方がない部分もあります。
ただし、何度連絡しても「〇〇日までに何とか完成します!」と言い、全くリフォームが完成しない状態が何度も何度も続きました。
そして、2020年10月あたりから連絡がほとんどつかなくなります。
ベテラン投資家さんは他の投資家さんにもこのリフォーム業者を紹介していたようで、被害者複数名いるようです。もちろんベテラン投資家さんも被害を受けておりました。
その後、被害者の会のグループラインが出来あがり情報連携を取り、何とか連絡がつきました。
私が複数物件を同時にリフォーム依頼していたため一番被害が大きかったようです。
内容証明を送り、法的措置を取る旨を伝えました。
すると、今までにはない勢いでリフォームが完成していきました。
これまで遅延に対して強い態度を取っていなかったため、おそらく完全にナメられていたのかと思います。笑
その後、依頼していた分のリフォームはやっていただきましたが、複数物件に1年ほどの遅延が発生し、その期間に発生するはずであった家賃収入を得られませんでした。
損害は100万円ほどかと思います。
それ以上に、リフォーム業者を追いかけたり、心配したりする精神的コストが莫大でした。
原因
リフォームが一年も遅延することに至った原因を列挙すると…
①ベテラン投資家からの紹介とのことで無条件で信用してしまった
②契約書を巻かずに、請求書ベースでやり取りしてしまった。
③遅延してもあまり強い態度で接していなかった
④業者がキャパシティ以上に仕事をどんどん請け負っていた
これらが主な原因かと思います。
対策
それでは今回のトラブルを避けるためには何をしておけばよかったのか?
①紹介でも無条件で信用せず、必ず業者の評判をチェックする。
②複数物件を一気に依頼するのではなく、1物件だけ依頼し仕事ぶりを見る。
③必ずリフォーム契約書を巻く。遅延による損害賠償請求も明記する。
④遅延したらすぐに連絡する。対応しないなら内容証明通知を行う。
紹介だからといって無条件で信頼することはNGです。①~④は最低限自分で行いましょう。
また、私自身もリフォーム業者から現地の名産など送っていただいたこともあり毅然とした態度に出られなかったことが反省点です。
まとめ
リフォーム業者選定のミスはボロ戸建て投資にて命とりです。
複数社見積もりを掛けて、一人ひとり評判チェックしていきましょう。