お金のノウハウ

生命保険の選び方「とにかく安く。あとは投資へ」

日本は公的保障が他国に比べ充実しております。

ただ、過剰に生命保険に加入している日本人を散見されます。

中には毎月10万も20万円も支払っている方がいらっしゃいます。

ただし今、日本で入るべき生命保険は…

①最低限の医療保険

②安くて大きな保障が得られる収入保障型保険

この2つがあれば基本的に十分です。

そこで、私が考える一般的なご家庭の方の生命保険の入り方をお伝えします。

基本的に生命保険の考え方は以下の通りです。

  1. 生活費を算出する
  2. 公的保障額を算出する
  3. 不足分を生命保険でカバーする

この順番で、生命保険を設計していくのですが会社員か個人事業主かで公的補償の内容は大きく変わります。

個人事業主

個人事業主の方は国民年金は出ますが、厚生年金は出ません(加入年数による)

会社員と比べ公的年金額が大きく減少するので、その部分を補う必要があります。

生命保険で補うべき年金は

  • 遺族年金(死んだ時に遺族に出る年金)
  • 障害年金(障害になった時に出る年金)
  • 老齢年金(老後に出る年金)

上記の3種類となります。

遺族年金と障害年金は収入補償型保険&医療保険でカバーできます。

高くても1万円以内には収まります。

そして、老齢年金は年金型の生命保険、もしくはiDeCoで積立てた方が良いでしょう。

ただし、お子様がいらっしゃる場合、お子様の大学資金が必要なタイミングなどでマーケットが暴落していたら非常に危険です。そのためのリスク分散として積立型の保険をおすすめです。

会社員

会社員は個人事業主と比較して公的補償が厚め(国民年金+厚生年金)です。

公的補償が厚い分、保険でカバーする分が減ります。その分の掛金が安くなるイメージです。高くても7000円以内には収まります。

浮いたお金は、つみたてNISAiDeCoなどの資産運用に回すと良いでしょう。

こちらも同様に、お子様がいらっしゃる場合、お子様の大学資金が必要なタイミングなどでマーケットが暴落していたら非常に危険です。そのためのリスク分散として積立型の保険をおすすめです。

結論

①個人事業主なら保障は厚めに設計し、会社員なら最低限でOK。

②独身なら、安い医療保険+収入保障保険。余ったお金は投資へ

③お子様がいるなら、一部リスク分散として積立型保険を検討しても良いでしょう。

ABOUT ME
bataken
エンジニアから営業マンに転職し、営業管理職をしておりました。現在は株式会社オメガイノベーションの代表取締役をしています。